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一人で会社をやっていると、頭の中にいくつもの仕事が同時に浮かんでくる感じが常々起こります。

クライアントからの制作依頼、次のサービスの構想、ブログの記事を考えたり、地域振興で関わりのある祭りの準備。どれも大事で、どれも途中で、どれも少しずつ動いています。

最初は普通のタスク管理で整理しようとしていました。ToDoリスト、メモ、スプレッドシート。
でも、しばらくすると気づくんですよ。
仕事というのは「並んでいるもの」ではなく、「回っているもの」だということに。

あるものは「毎日触る」
あるものは「月に一度だけ動く」
あるものは「しばらく放っておくと突然思いつく」
まるで、それぞれが違う「軌道」を持って動いているみたいな感じで。

そこで、ふと思った。
もし仕事を「タスクの列」ではなく、太陽系のような構造として整理したらどうなるだろう。

中心には意思決定の場所があり、その周りを、役割の違う仕事やアイデアがそれぞれの軌道で回る。そのイメージから生まれたのが、私が「Orbite(オルビット:軌道【仏語】」と呼んでいる思考モデルなんです。

私のOrbiteでは、まず中心に**Soleil(太陽)**がある。ここは特定のツールやアプリの名前ではなくて、もっと単純に、「最終的な判断が行われる場所」のことです。

仕事をしていると、必ずどこかで決断が必要になる。「この案件を受ける?」「この方向で進める?」「このアイデアを本当に形にする?」

どんなにタスク管理を整えても、最終的に決めるのは自分自身。。。
だからOrbiteでは、すべての軌道の中心に Soleil = 意思決定の中心 を置いている。

その周りには、いくつかの「惑星」があって、制作や実務を担当する場所になってる。
コミュニケーションが集まる場所。
アイデアが漂う場所。
実験的な開発を行う場所。

それぞれが役割を持ち、同じ距離ではなく、
それぞれの軌道でSoleilの周りを回っている。

この構造で仕事を考えると、不思議なことに、タスクの量に振り回されるのではなく、「これはどの軌道の仕事なのか」が見えるようになる。

Orbiteは、まだ完成した理論ではない。
むしろ、自分の仕事のやり方を整理する中で、少しずつ形になってきた考え方だ。

このブログでは、その思考の過程や、そこから生まれたツールや仕組みを少しずつ書いていこうと思います。

最近作り始めた「Account Observer」も、このOrbiteの中で生まれた小さな観測装置の一つなんです。

Orbiteの惑星たち

惑星たちのご紹介をさせていただきます。

愛称 星の名前 役割
Orbite 軌道(概念名) 概念の総称
Soleil 太陽(中心) 意思決定の工程。作業とは一切触れず、会社の意思決定の最高機関。
Mercure 水星(連絡関連) 連絡ツール・連絡工程のエリア。Mercureは素早く、反射的に他者とのコミュニケーションをとることと、連絡関係タスクの中心となる工程。
Vénus 金星(美の保管庫) デザインサンプルや、ビジュアル・デザインの方向性を決定づける。美に関してのみは、この星が全て。アイディアの積み立てなどもこの工程。
Terre 地球(実働の世界) 実際の作業環境。技術的なログ等はここに集約されるけど、デザインとかはしないし、Soleilが決めたVénusの方針に則って実務をこなす環境。とにかく作業の工程。
Mars 火星(実験の世界) Terreに行く前に色々と実験して実装を試すためのサンドボックス的空間。ここでは失敗を前提として、実装可能かどうか?を確かめたり、不確かなプログラムを動かしたりするための空間。実験・仮説の工程
Jupiter 木星(営業としての重力惑星) お客様、関係者との交流空間。業務的やり取りをするための共有フォルダやお客さんのところに会いに行くこともこの工程。Jupiter案件となると意味合いとしては「外回り」ということになる。みたいな。
Saturne 土星(法務など冷静に太陽系を守る) 本業の業務とは関係なく、とにかくルールを重んじる星。会計・経理・税務関連は全てここで、Soleilに対し反対意見を出せる唯一のポジション。
Neptune 海王星(混沌としたアイディアの海) アイディア・思いつき・愚痴など全てが入る場所。文字や乱筆の空間。落書きでもいいからヒントになりそうなものを、全て並列で泳がせている、収集のみを目的とした空間。
Pluton 冥王星(データ保管庫) NAS・クラウドサーバー・外付けHDDなどの完了データの保管庫
lune 月(地球の衛星として実働のアフターケア) 納品済みのサービスに関するアフターケア。エラーによるやり直しはluneには含まれない。
Voyageur ボイジャー(星ではない観測者) 頭を冷やすための観測機。Voyageurに1時間に一度くらい視点を移して、頭を冷やす。Voyageurの観測結果は全て記録(そのままNeptuneに行くので)。
Odyssée オデッセイ(星ではないAI実作業時補助ロボット) Terreの人工衛星装置。自社で組み上げるモジュールを搭載した自動化装置。業務タスクを自動処理し、作業効率を上げるためのクラウドコンピューティングを目的とした装置。
Sentinel センチネル(門番) あらゆる環境に対する、門番としての機能を有する、まあ門番。

こんな感じで、自身の太陽系を勝手に作りました。

今回、最近作り始めた「Account Observer」については別の記事で説明させていただきますが、こういう星系を思い浮かべながら、自身の「一人仕事をうまくコントロールしよう」と思い考え出したのがこの、「Orbite(軌道)概念」。

Orbiteは全然完成した概念じゃないし、これからも自身の業務を鑑みながらそれこそ軌道修正をして、安定した運行を目指すものです。

このブログでは、Soleilの周りを回るいくつかの惑星や、そこから生まれた仕組みについて、少しずつ書いていこうと思います。

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